2008/12/15

確率2

前回の投稿に続き確率について.
どっちかというと,今回の事が書きたかったのですが.
どうも前フリが長くなって独立するという羽目に.

また通信の話から入りますが.
前回書いたように,通信には誤りがつきものです.
透き通るような青空の画像を送ったのに.
受け取った人の画像には,ところどころに変な色が混じっている.
それでは,全く意味のないものになってしまうので.
そのような誤りを訂正しなければいけません.

まぁ,訂正する方法も2種類あって.
受けた人が送った人に対して,もう1回送ってと要求するかしないかで分けられます.
前者はARQとして,後者は前方向誤り訂正(FEC)って名前で知られています.
どちらも,ある程度誤りが少ないことが条件です.
そもそも,ほとんど間違えているものから,元のものが復元できるわけなく.
例えば,設計書や設計者が亡くなってしまった建築物.
ほんの一部が壊れたのなら,完璧ではないものの修復はできると思いますが.
全壊は勿論,半壊くらいでも,どうしようもないのは予想がつきます.

具体的に考えてみましょう.
簡単な誤り訂正だと,繰り返し符号というものがあります.
■▲■▲■■■だと結論は“■”にしますという多数決方式です.
例えば■を送ったときに,80%で■,20%の確率で▲となる状況を考えます.
3回■を送って,結論が■になる確率を計算すると.
計算過程は省きますが,確率は112/125≒90%になります.
なので,大体10%くらい正解の確率は上昇しました.
5回■を送って,結論が■になる確率は2944/3125≒94%です.
7回以上は面倒だったんでパスしますが.
残念ながら,絶対に100%正解するという状況は作り出せません.
この世に絶対なものなんて無い,とはよく言ったものです.
5%間違ってるという状況は,全く持って使えたものではありません.
好きな女優さんの画像の所々に変な染みがついているようなものです.
なので,正解率80%な状況は誤り訂正をもってしても,どうにもなりません.

あー,まずい.
また書きたい所までいけなかった.
とりあえず結論としては,“100%”ってなんて空虚だということで.

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